大眞庵の梅 思いのまま
大眞庵の庭の梅が満開になりました。湯河原、熱海は梅の真っ盛りです。加えて、熱海では早咲きの河津桜が満開です。
梅は日本では、古くからあるそうです。日本の文献に「梅」という文字が最初に現れるのは、日本最初の漢詩集といわれる『懐風藻(かいふうそう)』(751年)だそうです。また、日本最古の歌集『万葉集』にも、梅を題材とした和歌が数多くあるそうです。
健康面でも梅は良いといわれていますね。有機酸を豊富に含み、その大半をクエン酸が占めています。クエン酸は、日常生活における疲労感(1)や、軽い運動による一時的な疲労感を軽減する効果(2)が報告されています。加えて、梅干しに含まれる物質に肥満などの生活習慣病を予防する効果が期待できるということです。
梅は花が咲き、梅が落ち、葉がつきます。梅の良さは、その気品ある姿と香りでしょう。変わったところでは、赤と白が同じ木に咲く「思いのまま」です。名前の通リ、「思いのまま」に枝のあちこちに白い梅の花の中に赤い花が付きます。その赤も濃淡があってとても可愛いです。
私たちも「思いのまま」に生きていきましょう!! その姿が美しく、感動的です。